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小学校中学年、教育格差をひしひしと感じ始める

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家庭環境や経済状況による「教育格差」の広がりが問題視されることが多くあります。
特に高校や大学進学の場面において、家庭の経済状況による進路の格差というのはよく耳にすると思います。

けれど、実際は小学校ですでに格差は生れ始めているのではないでしょうか。

義務教育として9年間、同じ環境にあったにもかかわらず学力や運動能力に差が出るのは、個人の「やる気」の問題が一番大きいのですが、
小学生のうちから様々な体験をし、学校外での活動を多くした子供は、能力を伸ばす傾向にあるというのは誰にでも想像できる結果です。

現代において、塾や習い事などをいくつも掛け持ちし、一日も休みが無いくらい日程が詰め込まれている子供達は少なくありません。
そういった現状を聞くと「子供が可愛いそう」と思ってしまう人もいるでしょう。

けれど、親の強制ではなく「自分が楽しいから」とそれらの事をこなしている子供は本当に優秀で素晴らしいのも事実。

絵画や書道で賞をもらうのはそれを習い事として普段からやっている子達ですし、運動会やマラソン大会で上位になるのも普段から学校外でスポーツをしている子達です。
特に小学校中学年にもなると、そういった子達との差は目に見えてくるのを感じました。
正直、習い事なんてひとつもしてないけど「入賞の常連」という天性の天才には出会った事がありません。

優秀で、結果を残す子供を育てようとした時、どうしても必要になるのは学校以外での体験になってくるようです。

けれど、経済的に余裕がないから、優秀な子供を育てるのは無理なのか。と言ったらそうでもありません。
個人の能力ややる気にも左右されるところはありますが、家庭で親が親身になり、コミュニケーションを持つことで習い事をしている子との格差を埋める事はもちろんできるのです。

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習い事ゼロを教育格差にしない、親の教育へのかかわり方

何かをしようと思う時、体や心が健康でなければ何事も上手くいきません。
やる気のでるからだと心を整えるために大切なのは日々の生活習慣です。

・夜は夜更かしせずに決まった時間に寝かせる
・朝は決まった時間までに起こし、休日でも朝食を欠かさない
・スマホやゲームの使用にはルールを決める

特に「早寝、早起き、あさごはん」の三つは子供の成長に欠かせない要素であり、幼少期から意識したい項目です。
基本的な生活習慣のある子はそれだけで、そうでない子よりも成績が良いという研究結果もあるそうです。

良い生活習慣を子供に身に着けて欲しいと思う場合、まずは大人達が規則正しい生活をする事が一番の近道です。
朝は忙しいから朝食を抜いてしまうという家庭でも、おにぎり一つとインスタントの味噌汁でも良いので準備し、朝食べる習慣を整えてください。

そしてスマホやゲームの長時間利用は勉強時間を邪魔してしまうので控えたいもの。
けれど、スマホやゲームは今やあって当たり前の物であり、触れさせないと言うのは逆に子供の将来に悪影響になることも。
コンピューターに触れる機会の無かった人は、多くの場合コンピューターが苦手な大人になります。
コンピューターが生活の中にあって当たり前の時代に「苦手」と言っていたら何もできませんよね。

毎日のゲームの理想時間は1時間程度だとか、完全に禁止にするのではなく時間を決めて触れさせるのが一番の理想だと言います。

こうして勉強に対する体の準備ができたら、次は子供の勉強とのかかわり方を考えてみましょう。
家庭で子供の学力を上げる、親の行動として以下の事が有効なようです。

・日頃から子供の勉強を見る
・読書や新聞を子供と一緒に読む時間を作る
・沢山の本に出合うために子供と一緒に図書館へ行く

宿題を欠かさない、自宅でも自ら勉強をするという家庭の親は、子供が勉強した成果を確認し「褒める」という行動をしています。
そして本を沢山読む子はそれだけ「本を手に取る機会がある」ので本を沢山読むのです。

さらに重要なのはどちらも「親と一緒に」しているということ。
小学生に一人で勝手にやって、と言ってもほとんどの場合やりません。
新聞を読むのも、図書館に行くのも親と一緒だから楽しい、というのが子供心にあるのを忘れないでおきましょう。
そして一緒に勉強するという行動は、子供とのコミュニケーションにもなりますし、大人になっても学ぶ姿を見せると言うのはとても影響を与えます。

家庭で勉強する子を育てたいと思った場合、やはり親が見守る必要が出てきます。
経済的不安を抱える家庭の場合、親は仕事で忙しく子供に構う時間が無いと言う家庭が多いのも現実。
自分が勉強を見る事ができないけれど、塾に行かせるお金も無い。そういう悪循環がそれが格差につながるのです。

毎日5分で良い、子供の終わらせた宿題をチェックする習慣を取り入れてみる事から、子供の勉強にかかわっていってみましょう。

そしてもう一つ、優秀な子供の親は何をしているのか。
それは学校活動に興味を持ち「可能な限り参加している」という事。

PTA活動は面倒、無くなればいいという声も聞かれる中、忙しい仕事の合間を縫って学校の事にも目を向けている親はやはり子共も優秀な場合が多いように思います。
役員を積極的にやろうという話ではなく、自分のできる範囲で学校にかかわる、先生と顔を合わせて話をする機会があるというのは学校での子供の様子を知る機会になります。

子供は一日の大半を学校にいます。
学校が楽しくなければ毎日が楽しくない、というくらいの時間を過ごす学校での様子に、親が無関心で良いはずがありません。
学校の活動に参加する事で、子供が自ら話してくれないことを、子供の友達や他の親、先生がたから聞く機会ができます。
子供が抱えている問題を、そういった会話から知ることができる場合も。

重要な役割のある役員にならなくても、学校のボランティアなどに参加するチャンスは沢山あるはずです。

塾や習い事といった外にお金をかける余裕がないなら、親がもっと子供に興味を持ち自らの手で育てるしかないのです。
普段のコミュニケーションを意識するだけでも、子供の意欲は変化していきます。

意欲があれば、学校外で改めて学ばなくても、学校生活の中で子供はしっかりと学び、十分な能力を身に着けてくれる事でしょう。